夜間学級でお月見
10月8日に、理科の時間に全校で月の勉強をしました。まず最初に、なぜ日本では秋にお月見をするのかということからみんなで考えました。「収穫の季節だから」といった声も出ていました。ほかにも、季節がいい、月ののぼる時間や高さがいいからといったことを教えてもらいました。次に、「満月」や「半月」といったことばを、英語やポルトガル語、ネパール語、ウルドゥー語ではどう言うのかについてもみんなで確認をしました。
授業では、百人一首で12枚が月について詠まれるほど、日本では昔から月がたくさんの人に親しまれていることを教えてもらいました。また、アメリカやインドでの月についての話も聞かせてもらいました。その後、月の模様が何に見えるのかについてみんなで考えました。「ウサギ」「カニ」「ワニ」「ロバ」「ライオン」「人」など、さまざまな見え方があることも知ることができ、生徒のみなさんは興味深く話を聞いていました。月明りを利用した楽しい遊び方についても教えてもらいました。
授業の後半には、実際に本格的な望遠鏡を使って月を見せてもらいました。2台の望遠鏡を通して美しい月を見ることができ、何度も列に並んで望遠鏡を月から見る人や、美しい月を見ての感想を笑顔で伝え合う生徒のみなさんの姿が印象的でした。
夜間学級ならではの特別な理科の時間になりました。
更新日:2025年10月15日 16:12:54